保育士の専門学校では保育に関すること全般を学ぶことができます。しかし保育とはどのようなことでしょうか。まず基礎的な知識として、子供の年齢と発達段階、そして特性などを学ぶ必要があります。例えば、0歳児といっても生まれたばかりの0歳児と1歳近い0歳児では大きく発達は違います。
泣いて寝るばかりの赤ちゃんから、もう歩き出そうとする子供までが0歳に入るのですから。そのような月齢も理解しておかなくては、保育をするうえで子供に接することはできないのですね。更に子供を教育する立場である保育というかかわりですが、生活や遊びを通したかかわりは必要です。対象とする児が理解できるように、そして飽きたりしないように、決して押しつけではない教え方をする必要があります。
そのようは教育方法というのは、きちんと専門的な知識を勉強しなければ身に着けることができません。そこで保育士になるために通うといいのが専門学校なのですね。専門学校は、子供に関する基本的なことから、生活習慣や家族背景、また子供の遊びなど総合的な勉強をすることができます。その知識をもとに実習などにいって更に実技的なことを学ぶことができるのです。
大学などでも学ぶことは可能ですが、4年という歳月は結構長い期間です。それに比べて、専門学校であれば2年間という短い時間で保育士について勉強し、更に資格を生かして保育施設で働くことが出来るようになるのですね。その点でメリットが大きいといえます。