保育士として働く場合には、卒業と同時に資格を得ることができる短大や大学、専門学校などの養成校に通学する方法が定番です。保育以外の小学校の教諭や児童心理カウンセラーなどの進路も考えている場合は就職するまでに時間はかかりますが、四年制の大学はおすすめです。短期間で保育の現場で働きたいと望んでいる場合は、2年間から3年間で卒業できる短大や専門学校が適しています。短大と専門学校のどちらを選択すればいいのか迷う方も多いです。
保育士として即戦力として働くことを望むのであれば保育に特化しているカリキュラムになっている専門学校が合っています。専門学校も卒業までにかかる期間が2年間のコースもあれば、3年制のものもあります。また時間帯も昼間の部と夜間の部とに分かれており、自分のライフスタイルによって選ぶことができるのも魅力の一つです。学校を選ぶとき際は、カリキュラム内容が学校によって特色があるため、自分の特に学習したい内容と沿っているかどうかが判断のポイントとなります。
講義よりも実習を重視している学校の場合は、就職しても現場の雰囲気になじみやすいメリットがあります。お遊戯や行事のときに必須となってくるピアノ演奏の授業を重点的に行っている学校もあります。ピアノ演奏は採用試験のときに実技試験として行われることもあるため、ピアノ初心者にとってはとても重要な項目です。保育士の資格を取得する際には、幼稚園教諭の資格も同時に得られるかどうかも学校選びでは重要になってきています。
これは、保育園と幼稚園の両方の機能をもった「こども園」の施設が増えているためです。