保育士になるためには、国家試験を受験して合格するか、厚生労働大臣の指定する養成施設を卒業するといった二つの方法があります。養成施設のなかには4年制大学、短大、専門学校が含まれていまして、専門学校を卒業して保育士を目指すメリットはどこにあるのでしょうか。専門学校を卒業して保育士になるメリットとして大きいのが、基本的に2年で資格が取得して卒業する事が可能という点です。例外的に3年制の学校もありますが、卒業と同時に資格を取得できますので、すぐに現場で働きたいという方に向いています。
専門的な知識が学べる学校ですので幼稚園教論などの他の近い資格を取得できる学校も数多くあり、現場で活きる知識を多く勉強することができ、それが技術となりまして役に立ちます。4年制大学や短大と比較した場合ですが、学費が安くなりますので少しでも節約したい、お金がかけられないといった家庭には有難い存在です。学校によっては昼間だけではなく夜間のコースも用意されていますので、自分が通える時間帯で学べますから働きながら勉強することも可能です。逆にデメリットとして挙げられるのは、2年と短い期間で専門的な知識を学びますから割と忙しいです。
内容も保育に特化したものばかりになりますから保育以外の知識を学ぶ機会があまりありません。しかし、現場での即戦力として役に立ちます。こういったメリットとデメリットを比較して、どこで学んで保育士を目指すか考えたら良いでしょう。