一昔前と異なり、家庭用のPCがかなり高機能となった今ではアマチュアが自宅で作成した音源や映像作品でもプロのものと見分けがつかないようなレベルのものが多数ネットでも氾濫しています。そんな現代において音楽専門学校へ高い学費を払って学びに行く価値があるか否かを見極める材料の一つとして、自宅では再現の難しいプロ用の機材や設備にどれだけ投資しているかという点にあります。特にミュージシャンやクリエイターを育成する学科への進学を考えているのであればなおさらです。前述のように自宅でもある程度のPCや機材があればプロ並みの作品を制作できるとはいえ、最新のスペックのPCや音楽ソフトを買い替え続ける事は経済的にも困難です。

スタジオや照明機材といったお金もスペースも要する設備や機材も同様です。確かに学校側としても日々進歩し続ける音楽機材やソフトを最新のものへし続ける事は簡単ではありません。裏を返せばオープンキャンパスや学校を見学する際にそれらの確認をすることで、その音楽専門学校が教育環境にどれだけ力を入れているか(投資できているか)を確認することができます。特に進歩の著しいDTM系やシンセサイザーなどはどのレベルのものを用意しているかはどの音楽専門学校を選ぶかにより差が出てきます。

またミュージシャンやパフォーマー養成等のコースを希望する方であれば、スタジオや機材を授業以外の時間帯でどれだけ使用できるかという点も確認すべきでしょう。

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